VPN (仮想プライベートネットワーク)
疫病が流行れば、蔓延を防ぐために自粛、外出禁止となる。仕事もオフィスに出勤するのではなく、家でできるものはする。リモートワークだ。
働き方改革
リモートワーク
リモートワークが始まるんだと言ったら、あーうちでもテレワークが今週からだよとなる。
リモートワークとテレワークって何が違うんだ…?
テレワークはtelework。tele+work。
このteleっていう接頭語は色々な単語に使われている。telephone、television、telemeter…。
距離を置いてつながるもの。teleworkは時間や場所にとらわれない働き方だとされるが、在宅勤務とは若干意味合いが異なるようだ。
テレワークの発祥はオイルショック期にさかのぼる。危機的な状況ということ。そういえば、親がテレワークという言葉を使っていた。大体オイルショックと重なるのならそういう呼称をするのか。世代を感じるなあ。
今はPCで仕事をする人が多い。そういう人たち、エンジニアとかはリモートワークという言葉を使う。意味的にはテレワークもリモートワークも同じようだが。
VPN
トンネリング
さて自宅で勤務するということになれば、ネット環境が必要。そこで、VPNを使う企業もあるだろう。VPNとは、virtual Private Network(仮想の個人的なネットワーク)。個人的なというのは、オフィス専用ということ。自宅というオフィスから、会社への専用のラインをつなぐ。他の人間に介入されることなく。トンネリングだ。
VPNの種類
VPNユーザーはデータ暗号化により、外部からの追跡や攻撃から保護される。しかし、何事も完璧ではない。脆弱性はどこかにある。VPNにはいくつか種類がある。インターネットVPNとかIP-VPNなど。おそらく、リモートワークで使うVPNはインターネットVPNが多いと思う。導入、運営コスト面を考慮し、社員の全員分のPCを用意し、それぞれにVPNをインストールして業務に当たらせるには大手とかじゃないとやらないのでは?
IP-VPNはインターネットVPNよりも安全性はあると思うが、コストがかかる。一時のリモートワークでどれほど会社的にコスト掛けられるか。利益を維持、上げられるか。セキュリティ対策に問題はないか。インターネットVPNはトラフィックが増えるとサーバーに負荷がかかり接続に遅延が生じる。業務に支障も出そうである。
今の世の中、リモートワークができる企業、リモートワークでも対応できる人に仕事が集まりそうだ。