【PR】SDカードから動画を復元する方法(SDカード復元)Tenorshare 4DDiG
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はじめに
- 例えば、状況としては、趣味で使用しているデジカメのデータを整理したいなどといった場合。
- デジカメ用のSDカードを保存管理のため、撮影したデータをPCの外付けHDDに移すことにした。
- コピーが完了した順に、SDカード内の画像や動画を削除していたのだが、誤って保存前の動画も一緒に削除してしまった…!正常性バイアスにより根拠なく自分は大丈夫と思い込み、保存前だったこともあって、万が一のバックアップなどしていなかった。慌ててデータを再確認するも、やはりPC上ではデータを確認することが出来なかった…。
- さて、今回のような削除された動画を見る方法、誤って削除したデータを復元する方法はあるのだろうか?
なぜ、SDカードに保存した動画が消えた?
- そもそも、今回、保存した動画が消えるような事態を、事前に防げなかったのか?
- SDカード自体の損傷(水に濡れる、折り曲がる等)やリーダーの接触する金属部分の不良などによる物理的障害は今回の場合考えないこととして、間違って動画を消してしまったとか、SDカードが認識されなくて最終手段としてフォーマットしてしまった、というようなヒューマンエラーは意外と多く、これは他人事ではなく誰にでも十分起こり得る。
- また、機器の問題で、SDカードの読み込みが遅いので途中でSDカードを抜いてしまったという場合に、データが破損してしまう場合もある。
- このような論理的障害は、注意すれば事前に防げるものが多い。しかし、万が一、不慮の事故でデータが消えてしまった場合に、まずはどのような原因でそれが起きて、どうしたらデータが復旧できるのかを慌てずに冷静に考えたい。
SDカードから削除した動画の復元方法:データ復元ソフト「4DDiGデータ復元ソフト」をオススメ
- データの復旧方法を考えるに当たって、手軽で、安心して使える復元ソフトがないか探すことになると思うが、その一つの選択肢として、Tenorshare「4DDiGデータ復元ソフト」をお勧めする。
「4DDiG」データ復元ソフトの3つの特徴
- 「4DDiG」の特徴を、大きく3点、示してみる。
- ① 「柔軟且つ簡単なデータ復元」
初心者でも扱いやすいように、複数回のクリックでファイルを復元できる操作性は魅力的。 - ② 「1000種類以上のファイル形式をサポート」
4DDiGは1000種類以上のファイル形式をサポートしており、画像、動画、音声ファイル、電子メール、Officeファイル、圧縮ファイルなどのあらゆる形式のファイルを簡単に復元できる。 - ③「 データ復元だけでなく、動画修復も」
4DDiGデータ復元ソフトには、破損した動画を修復するためのアドオン機能があり、デジタル一眼レフ、ダッシュカムなどを含む全てのカメラとカムコーダーから破損した動画を修復できる。
SDカードから消えた動画を復元する手順
- さて、ソフトの特徴を列挙したところで、実際にイメージが湧かないと、どういったソフトなのか正直分からないと思う。
- ここからは、実際に「4DDiGデータ復元ソフト」を使ってみて、SDカードの動画を復元できるかどうか試しながら、ソフトの使用感や雰囲気だったりを掴んでいきたい。
インストール後、ソフト起動
- まず、公式ページからソフトを無料ダウンロードして、手順通りにインストールしていく。
- 次に、冒頭で示した、データが削除された(破損した)SDカードを読み込み、ソフトを起動させる。
- 起動後の実際の画面は、以下の画像の通りだ。
- 今回はSDカードデータの復元を主に取り上げるが、本ソフトの特徴にもあるように、ドライブやパーティションの復元なども可能なので、別途こちらも参照すると良いだろう。
スキャンする外付けドライブを選択
- USBドライブをクリックした後で、スキャンするファイルを任意で選択する。今回は、SDカードの動画を復元したいので、「ビデオ」を選択して「ビデオのみをスキャン」をクリックする。
- この時、既に前回スキャンしている場合には、新しくスキャンするか、前回のスキャン内容を適用するか選ぶことが出来る。
- 「今すぐロード」をクリックすると、前回スキャンした内容が反映される。やり直す場合には「スキャンを再開」をクリックしよう。
スキャン中の画面について
- スキャンの時間は、データ量や機器の性能にもよると思うが、大体5分ぐらいだった。ちなみに、私が長年しているPCは、既に6年以上愛用しているので、大抵のスペックのPCなら動作に問題は無さそうである。
- とは言え、技術仕様については、購入前に当然チェックしておくべきだろう。
- 一応、明示しておくと、OSは「Windows 11/10/8.1/8/7」対応、ファイルシステムは「NTFS、exFAT、および FAT16/FAT32」が対応している。今回検証に使用したSDカードは、FAT32となっている。
画面の説明
- さて、スキャン実行中の実際の画面を見ていこう。
- ①は、SDカードの中身、ツリーが表示されている。ツリーに表示されるものは、5種類あり、「削除されたファイル」「パスが見つからないファイル」「既存のファイル」「タグ付けファイル」「名前が見つからないファイル」となっている。ファイルとあるが、フォルダと同じと解釈する。
- それぞれ具体的に説明していくと、誤って削除したファイルは、通常「削除されたファイル」に表示される。
- 「パスが見つからないファイル」も削除されたファイルだが、元の保存場所が分からないものが表示される。
- 「既存のファイル」は削除していないファイルなので、SDカードを読み込みと表示されるファイルと表示上一致しているもの。
- 「タグ付けファイル」は名前が欠落しているもので、対応するタグを抽出してそれにより分類されるもの。
- 「名前が見つからないファイル」はそのままの意味で元の名前が失われており、WAV、AVIといったファイルのタイプに応じて分類されている。
- これらのファイルの説明は、スキャン完了後にも表示されるし、ツリーをマウスオーバーするとツールチップが確認できる。
- ②は、5種類のファイルの詳細情報(名前、ファイルサイズ、形式、最終更新日時)が表示される。ここで実際のファイルを確認できる。
- ③は、保存先のフォルダとパスが表示されている。
クイックスキャンとディープスキャンの違い
- ④は、初めのスキャンは、ファーストスキャン(クイックスキャン)となっており、ディープスキャンとは別である。ここには、検出されたファイル数と残り時間が表示されている。大体5分だった。ディープスキャンとはどう違うのだろうか?
- ④で、クイックスキャンの停止と一時停止ができるのだが、ここで一旦クイックスキャン中に、停止してみる。すると、以下のような画面に変わる。「ディープスキャン」のリンクをクリックすると、ディープスキャンが開始された。
- クイックスキャンとディープスキャンの違いは以下の通り。スキャン時間自体に大きな相違は無かったが、検出されたファイルとツリー表示に違いが見られた。ディープスキャンには「既存のファイル」が含まれていない。クイックスキャンでファイルが見つからなかった場合にディープスキャンを試すとあるが、「既存のファイル」以外は同じように見える。
有料版にしないと復元機能は使えない
- ⑤で、ようやく消してしまった動画の復元となるが、クリックすると、ここで無料版では「復元」機能が使えないことを知る。
- つまり、無料版ではスキャンして、消してしまった動画が復元可能かどうかを確かめるところまでは出来る。ただし、有料版にしないと肝心の「復元」は使えない。ちなみに、プレビューもほとんどできなかった。
無料版と有料版の違い
- というわけで、有料版を確認したい。
- 先ほど、無料版では復元機能が使えないと言ったように、有料版では「無制限のデータ復元」が可能。プレビューも全てのファイルに適用される。つまり、違いは、復元機能が使えるか否かだ。
- 「4DDiG」は、無料版だけちょっと試してみる、という使い方は難しそうだ。
- では、有料版はおいくらなのか?
- ちょうど8/8~8/31(水)までは、「お盆休み 夏休みキャンペーン」が開催されており、通常よりもお得にライセンスを取得できるチャンスとなっている。割引が適用されて、3,287円で購入できる。ちなみに、永久ライセンスは6,164円となっているので、一月当たり約513円となっている。もし復元ソフトの購入を検討している場合には、一考する価値は十分あると言える。
- 購入後は登録コードが届くので、メールアドレスと登録コードを入力してアクティベートする。これで復元機能が使えるようになった。
実際に復元してみる
- それでは、実際にスキャンしたSDカードの動画が復元されるかどうか見ていく。
- ツリーや詳細情報で、予め復元したい項目にチェックを入れておかないとエラーになるので注意する。
- チェックを入れた後で「復元」をクリックすると、今度はファイルを復元する場所を選択する。今回はデスクトップのフォルダにした。
- 復元時間はファイル数、データ量によって変化する。2GBで約3~5分だった。
- MP4だとプレビューも表示されてて、復元した動画も再生されてたが、MOVとかになると復元はできているのだが、ノイズだけの動画だったりで、元が何なのか良く分からないものもあった。
- 「名前が見つからないファイル」と「パスが見つからないファイル」等で重複している場合もあるようだった。一応フィルタもあるのだが、その辺りを分かりやすくして欲しいと思った。
- 復元作業自体は、非常に簡単なので、初心者でも扱いやすいだろう。
まとめ / 総評
- さて、ここまで、SDカードから動画を復元する選択肢の一つとして、Tenorshare「4DDiGデータ復元ソフト」を実際に使いながら、誤って消してしまった動画を復元する方法を試してきた。
- 実際に、「4DDiGデータ復元ソフト」の良かったところ、微妙なところを提示してみたいと思う。
良かったところ
- 初心者でも非常に扱いやすいソフトだった。
- 機能が豊富。
- 個人で簡単にSDカードの動画を復元できる。
微妙なところ
- セール外の料金が高め。
- 無料版だけ試したい場合には、ハードルが高い。
- 復元ソフトも万能では無いので、やはりバックアップやデータ管理を重視したい。
- というわけで、総評としては「4DDiGデータ復元ソフト」を選択肢の一つに入れることはアリだと思う。
購入を検討する場合には
- 無料版では復元機能が使えないため、有料版を検討することになるが、お得なキャンペーンもあるので、そちらも加味しながら決めていけばよいと思う。