【街コン・IT】街コンのユースケース!失いたくない野心「街コンCEO」のミッション
※ 本記事では、一エンジニアの視点から、「街コン」のリアルについてクローズアップしていきます。
先入観を否定する?物事のベースとなる「概念」を知ること
ITエンジニアと一口にいっても幅が広い。一般的にSEを思い浮かべるかもしれませんが、ネットワークやサーバー、セキュリティを主とするエンジニアもいます。単純にコードが書けるだけでなく、急に要件定義や内部設計などを任せられる場合もあります。
「先入観を植え付ける」と聞いて、大半の人はあまり良い印象を感じないかもしれません。また「街コン」と聞いて、どういったイメージを抱くでしょうか。
例えば、親が子どもに対して「~をやってはいけない」といった、一方的な固定観念の押し付けは、いかに子どものため、教育のためと言っても、子どもの自主性や想像力の成長を阻害する一因になる可能性があることも考慮しなければなりません。
勿論、先入観、固定観念、概念というものが全て悪いと決めつけてしまうのも良くありません。
例えば、高校野球で言うと打順や点差などの状況にもよるが、ノーアウトランナー一塁ならバントがセオリーだと普通は考えます。それは、スポーツのルールを元に、そうあるべきだとある種の先入観、概念が備わっていることを前提にしています。
基本の概念があるからこそ、工夫したり、戦術を組んだり、応用ができるわけで、良かれ悪しかれまずは基本となるベースを知ることが大事だと分かります。
少子化、パンデミック。政府の施策から個人が得た教訓とは?
私の師である法律学の教授に「法律も日本酒も解釈が肝になる」と言われたことが今でも印象に残っています。酒に関する日本の法律は、「酒税法」や「二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律」などがあるが、ここで言いたいのは、一見関連の薄そうな内容でも柔軟に関連性を思考してみることで、新しい解釈が自分の中でできるようになるということです。
日本の合計特殊出生率は、2005年(平成17)年に1.26で、2021(令和3)年でも1.30(概数)と依然として低い水準にあり、長期的な少子化傾向にあるようです(『令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保- 第1章 子どもを産み育てやすい環境づくり』より)。
また、OECDによると、日本の「家族関係社会支出」(2019年GDP比)は子育て支援が充実しているスウェーデンの半分になっています(NHK『少子化は危機的状況 子ども予算倍増は実現するか』より)。政府としても様々な施策を講じているようですが、根本的な問題の解決には至っていません。
世界的なパンデミックの影響下で個人が得た教訓は、一体何なのでしょうか。一番は、個人の安定的な生活は決して誰かの手によって保証されるものではない、ということ。
例えば、エンジニアは、日々アップデートされる最新技術を理解し使うために、学び続けなければなりません。つまり、広く政府による施策、誰かの手によって実現を図るのではなく、自ら知識を求め、個人単位で行動していかなければならないでしょう。
生活の安泰は決して他人の手によって保証されず、行動によって設計していくこと。
街コン、マッチングアプリ、婚活パーティー
価値観の多様化やライフスタイルの変容も要因にあります。しかし、他人任せではなく、個人が意識して変えていかなければなりません。
ところで、社会人になると出会いの場がないという悩みは、良く耳にする話です。例えば、エンジニアの場合、どうしても職場の女性比率が低い傾向にあります。勿論、出会えないという問題は環境に起因したものだけではないでしょうが、恋愛に発展しづらい状況に置かれているのもまた事実だと思います。
出会いの場というと、街コン、マッチングアプリ、婚活パーティー等が思い浮かびます。マッチングアプリなども利用した経験が無い人にとっては、出会い系サイトのようなものと判断してしまいがちですが、今時、アプリを介して恋愛や結婚相手に出会うことは、稀なことではありません。
むしろ、手軽に始められるものとして若者の間には、認知されています。私もPairs(ペアーズ)やペアフル(pairfull)など、幾つかマッチングアプリを使ってみた経緯があります。何を使って、何に参加するかは、得手不得手もあると思います。目的が恋愛ではなく婚活であれば、じっくり相手とやり取りができる媒体を選択した方が良いかもしれませんし、実際に会って話してみたい場合には、街コンや婚活パーティーに参加する方が目的に合致しているように思います。
街コンで全国制覇を目指す「街コンCEO」
誰しも「~になりたい」「~を実現したい」という自己実現の欲求はあります。限られた時間の中で、どの分野に挑戦して、その道を極めていくか。皆同じ分野の仕事をしても、個性や多様性は生まれません。例えば、私の場合には、ブログで1万記事書くことを一つの目標にしています。それぞれの目的があるからこそ、様々なストーリーと分岐が生まれて面白いのだと思います。
歳を重ねるごとに消えゆく野心の中でも、どの分野でもいいから日本一になりたいという気持ちから「街コン」を選び、そのミッションに向けて取り組んでいます
「街コンCEOの歴史」より(2022/12/4)
「街コンCEO」(街コン ブログ)は、街コンの分野で、一風変わった立ち位置で面白い取り組みをしています。
「街コン全国制覇」をミッションに掲げ、全国の街コンイベントに参加しているようで、2022年12月現時点で、残り19道府県(北海道、2府、16県)となっています。
また、街コン界隈では相応の知名度があり、過去、TBSテレビの「マツコの知らない世界」から出演オファーもあったとのことですが、全国制覇を達成してから参加させてほしいということで、辞退していたようです。このような独特なエピソードからも、ミッション達成への熱意が窺えます。
28都県54回の実体験レポート
「街コンCEO」の特徴は、リアルな体験談にあります。男性寄りの内容にはなっていますが、全国の街コンに参加してみての実際の感想、そして、そこから見えてくる地域ごとの姿がリアルに浮かび上がってきます。
これらのレポートは完全オリジナルとなっていて、街コン当日の動き、会場の様子、LINEでのメッセージのやり取りなど、具体的にどういう質問をしてどういった返答があったのか、そこからどう会話が展開していったのかなど、一連の流れが分かります。
すべてが上手くいったという話ではなく、例えば「実際に街コンCEOであることをカミングアウトした上で臨む」といった設定(中々の挑戦者だとは思いますが)など、失敗談も多分に含まれていることが、リアリティさと読者への親しみやすさを生み出しています。
街コンで得た知見やノウハウを公開
さらに、街コンのレポートだけでなく、街コンで得た知見やノウハウも「街コン戦略室」で公開しています。個人的には美術館や博物館巡りが好きなので「博物館コン」といった趣味コンは気になるところですが、当然、純粋に作品を楽しめそうにないですよね…、確かに難易度高そうです。
新定番!博物館街コンの参加前に抑えておくべきこと【感想あり】 https://t.co/JBOg2z2eqT
— 街コンCEO@日本一の街コンガチ勢 (@machicon_ceo) April 18, 2022
全国の街コン開催情報を検索。行きたい街コンを探せる
レポートを読み、街コンのノウハウも得て、街コンに興味が湧いて来たら、後は実際に参加してみるだけです。街コンといえども、コミュニケーションであることに相違はなく、慣れと積み重ねが大事です。「街コンCEO」では、全国の街コン開催情報(1万件以上。街コンジャパン掲載)から自分に合った街コンを検索するのに役立ちます。
ビジネスの基本である「営業」を学びたい
「街コンCEOの歴史」は読んでいて面白かったのですが、私自身過去営業を経験した身であるため、以下の考えには共感しました。ビジネス問わず、営業はコミュニケーションの基礎と言えるでしょう。
ビジネスの基本である「営業」を学びたいという野心に満ち溢れていました
「街コンCEOの歴史」より(2022/12/4)
・レポートを読んだり、街コンのノウハウを知ったりするのに「街コンCEO」を活用
・得た知見は、実際にイベントに参加して昇華することで、次の行動へと循環させる
終わりに
さて、ここまで、一エンジニアの視点から、行動設計について「街コンCEO」を例にクローズアップしてきました。今の時代、個人の生活は誰かの手によって決して保証されておらず、自己実現のためには、多少のリスクは覚悟する必要があります。ノウハウを得た後は、積み重ねが基本です。
記事で触れた「街コン全国制覇」のミッションも、達成まで19道府県(北海道、2府、16県)となっています。こちらも今後の動向に期待です。
参照
ミラ (異世界攻略班)
フロントエンド、バックエンドエンジニア。
PHP、Laravel、CodeIgniter、HTML/CSS、JavaScript、jQuery、Vue.js、Smarty、MySQL、Go、Git、AWS。
『この世は異世界である』自由とは何かを求め模索する。