ドリップ・プライシングと教訓

最初の価格を安く見せて、後出しで諸々の手数料を加算していく手法をドリップ・プライシング(Drip Pricing)と言う。
住みやすい暮らし、町とはどういったものなのか。
何も考えずに生きていけて、失敗して財産を失っても生きていける世界のこと。つまり、深く考えずとも、なんとなくで生きていける世界。それだけ環境が整備されているということだろう。
例えば、最大1000pt当たるくじがあるとする。1等が1000ptだとして2等が1ptだとする。まあ最大1000ptとしているから間違ったことは言ってない。また、くじの当たりが増量中だとする。少なくとも当たりを1本増やしていれば増量していることに偽りはなく嘘は言ってない。
事前抽選チケット価格で最初に税別で幾らと表示しているとする。しかし、当選した後で抽選前に提示されていなかった諸々の手数料が後出しされる。これも(抽選の時点で明示していなくとも)決済前に全額提示しているから一応嘘、騙しているわけではないとなる。
この「まあ、噓は言ってないよ?」っていうのが世の中あまり意識していないだけで往々にして存在している。
白黒付けると都合の悪い場合もあるし、結局のところサービスを利用しない、買わなければいい話となるので、グレーゾーンの中でモヤモヤするのだろう。
ここで得られる教訓は「自分の中で本当に必要とするものを選別できるようになること」と「自身が主体となるサービス、プラットフォームを持つことの重要性が実感できること」。そのうえで、本当に必要なものであれば、さっさと決済してしまうことが結果的に高い代金を支払わなくて済むということになる。







