【column】#3「自己本位と視野狭窄」

視野が狭いと言われるのは見方が自己本位なものであるからか。
それは身勝手で子どもの考え方であるのか。

①どう生きるか

ときには自分の殻に閉じこもって考えをめぐらすことも必要。広い視野と言っても、自分が他人であるかのように思えてきたらどうだろうか。
主観的、客観的。
天動説、地動説。
『自分たちの地球が宇宙中心だという考えにかじりついていた間、人類は宇宙の本当のことがわからなかったと同様に、物事を判断してゆくと、世の中の本当のことも、ついに知ることができない』
日常、非日常。
現実、理想。

自分の手の届く範疇で考えていては、真理にたどり着かない。
とはいえ、身近なところにある真理を見逃していても、結局のところ真理には辿り着かない。

②柔軟な思考

考え続ける。そして試行錯誤を繰り返す。自問自答する。視野を広く保ち、自己の見解と照らし合わせる。
どこか違うか、何が問題か。どういった考え方をしているか。どういった法則か。全く知らなかったことなのか。少しだけ見方が異なっただけなのか。

③個性の裏返しか

一概に、子ども的な考えを否定するつもりは無い。社会は画一的に大人的な思考を望んでいる。
その中で子ども的な思考が「個性」として映ることもあるかもしれない。それが、AIが注目される今において、アート、デザイン、クリエイティブといった言葉に当てはまる。個人が生き延びる術になるかもしれない。だから否定というよりは、よくよく考えていくことなのだ。

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Posted by himajinn